ハーゲンダッツの期間限定商品「バー マロンタルト」を食べてみました。
秋なのでマロン系のお菓子やアイスが大盛況ですね。ハーゲンダッツからも期間限定商品としてマロンタルトが登場しました。
一口食べての感想ですが「あれっ,間違って別の商品を買ったかな?」というものでした。というのも完全にラム酒の味がしたので,「ラムレーズン」のバーでも出たのかと思うほどでした。
箱を見てみると上図のように「ラム酒入りマロンチョコレートコーチング」「ラム酒入りマロンソース」とラム酒が2箇所で使われています。因みに,以前の記事でも書きましたが公式サイトでは「コーティング」,箱では「コーチング」と使い分けているようですね。スペースの問題もあるかもしれませんが,「チ」と「ティ」ならよほどのことがない限り字詰で調整できそうなので,そういう規定なのかもしれません。
外側のタルトクッキーはサクサク感があってとても良いです。アイスクリームはマロンではなく「カスタードアイスクリーム」ですね。
問題の「ラム酒入りマロンチョコレートコーチング」「ラム酒入りマロンソース」ですが,マロンが使われている部分のどちらにもラム酒が加えられています。マロンとラム酒の組み合わせはケーキなどでも定番ですが,ラム酒の味が強すぎて完全にマロンの味が負けています。隠し味程度のラム酒ではなく,一口食べて商品を間違ったかと思うくらいにラム酒の味です。
人によってどこの味を敏感に捉えるのかは異なると思いますが,私の場合はラム酒が前面に出てきた,ということになります。
ラム酒やラムレーズンの味は好きなのでもちろん美味しいのですが,マロン味を期待して食べるとちょっと違うかなという印象を受けました。アイスクリームがマロン味だとまた違ったかもしれませんね。
実は私はケーキ類で一番好きなのはモンブランなので(パイではアップルパイ),これでもかという濃厚なマロン味を期待していたのでちょっと拍子抜けでした。
話はそれますが,ケーキ屋さんに行くとモンブランとアップルパイがあれば必ず注文します。私がよく買ったのはジョトォ(GIOTTO)のモンブランですね。アルプスの最高峰を思わせる10cmを超える高さのモンブランです。写真はあるはずなのですがすぐに見つからなかったので引用となりますが,以下のような感じですね。
引用元:新宿スイーツ https://shinjuku-sweets.tokyo/
こちらの写真では上にクッキーがのっていますが,当初は同じような形の透明の飴細工でした。2010年頃からクッキーに変わったんでしたか。私がよく購入したのは2008~2009年頃だったように記憶しているので,飴細工の印象のほうが強いですね。購入するのはいつも銀座の三越でした。なお,残念ながらジョトオは全店舗閉店しているようです。このモンブラン以外にも和栗のモンブランなど数種類あって,モンブラン好きには楽しいお店でした。
ジョトォのモンブランでもラム酒は使われていたと思いますが,こちらは隠し味という程度でしたので,やはり「マロンタルト」という商品名ならもう少しマロンを強調して欲しかったなぁという気持ちです。
写真を探している最中に他のモンブランはいくつか見つけたのでひとつ紹介します。こちらはセルリアンタワー東急ホテルのローラン・ジャナン氏プロデュースのケーキですね。2012年の写真です。全体的に上品な味だったように記憶しています。価格もやや高めですべて1,000円以上だったと思います。因みに,ローラン・ジャナン氏は2017年にお亡くなりになったそうです。
他のアイスとしては期間限定の「森永パルム ほうじ茶ラテ」を注文しました。
ほうじ茶アイスをホワイトチョコで包んだ商品で,ほうじ茶の渋みも感じられます。甘みは抑えめなので大人向けという印象ですね。
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記事中の画像引用元:ハーゲンダッツ公式サイト