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【動画あり】コスパ重視!999円以下で使えるおすすめ格安SIM特集楽天モバイルの新しい料金プランである「Rakuten UN-LIMIT VII」(2022年7月1日スタート)では,VI最大の特長であった「1GBまで0円」がなくりました。契約者全員がVIIへ移行するため,VIIへの切り替え後は最低料金1,078円(税込)となります。
2か月ぶんは相当額をポイントで付与して実質無料期間を延長したり,楽天市場でのお買い物のポイント還元率が上がるなどの措置もありますが,3GBまでで1,078円(税込)という料金はごく一般的な設定のため,もっと低コストでおさえたいと考えている人も増えていると思います。
そこで本記事では,低コスト(月額税込1,000円未満・キャンペーン価格除く)で使えるSIMをいくつか紹介していきたいと思います。料金プランに音声通話SIMがある場合はそちらを代表として紹介していますので,もしデータのみで良い場合はさらに安くなる可能性があります。詳細な料金プランについては各々の公式サイトでご確認ください。
因みに,私は楽天モバイルは2回線使用しています。電話番号を選べる(選べる電話番号サービス:税込1,100円)というのは大きなメリットだと思います。
また,以下で紹介するSIMでは,OCNモバイルONE2つ,HISモバイル2つ,NUROモバイル,IIJmio,イオンモバイル2つ,エキサイトモバイル,mineo(マイネオ)の計10回線を使用しています。本記事で紹介していないSIMも含めると全16回線になりますね(本記事最終更新日時点)。
目次
OCNモバイルONE
音声通話SIM 500MB/月コース(最大10分相当の無料通話付き)
国内通話料11円(税込)/30秒
引用元:OCNモバイルONE公式サイト
OCNモバイルONEの料金プランは音声通話SIMが500MB・1GB・3GB・6GB・10GBの5コースで,最低利用期間・違約金なしです。
また,利用開始月の月額基本料は無料なのもうれしいですね。
引用元:OCNモバイルONE公式サイト
月額550円(税込)の500MBコースには,月最大10分相当の無料通話が付いてきますので,データ通信はほとんどせず,月に何度か短めの通話を使いたいという場合にとても便利です。維持費が小さいのでサブとして持つのにも良さそうです。
3GB・6GB・10GBの音声通話SIMはSMS対応SIMと同価格となりますので,より音声通話SIMのお得感が際立ちますね。
HISモバイル
音声通話SIM 1GB(100MB未満の月は290円)
国内通話料9円(税込)/30秒
引用元:HISモバイル公式サイト
HISモバイルは,2022年5月19日より音声通話SIM月額290円(税込)からの新プランが提供開始となりました。
音声通話SIMの1GBのプラン(550円)で100MB未満しか使用しなかった月は,290円(税込)になるというものですね。使わなかった月は安くなるのが大きなメリットです。お子様に持たせたり,2台目以降のサブで持つのにも良いですね。
5分かけ放題付きの場合は1GBで月額1,050円(税込),100MB未満の月は790円(税込)となります。
通話料が9円(税込)/30秒,データチャージ1GBが200円(税込)というのも他社より安く設定されています。
引用元:HISモバイル公式サイト
利用頻度は低いものの,たまにたくさん使いたいという場合にデータチャージ料が安いのはとても使いやすいと思います。なお,追加ぶんも含め翌月への繰り越しサービスはありません。
因みに,一般的な月額料金の支払いサイクルは1日~末日が多いですが,HISモバイルは開通日によって異なります。例えば,私の場合は22日~翌月21日です。
NUROモバイル
音声通話SIM VSプラン3GB
国内通話料11円(税込)/30秒
引用元:nuroモバイル公式サイト
「バリュープラス」は音声通話付きSIMが月額792円(3GB)~という料金プランです。音声通話SIMとしてはかなりの安さだと思います。
容量は3GB・5GB・10GBの3種類とシンプルな構成です。ドコモ・au・ソフトバンクいずれの回線も同一料金で,音声通話付きSIMとSMS対応SIMも同一料金で設定されています。
また,nuroモバイルは利用開始月の月額料金が0円となるのもおトクです。
引用元:nuroモバイル公式サイト
因みに,かけ放題オプションは5分が490円(税込),10分が880円ですので,3GBに5分かけ放題は月額1,292円となります。
データ通信のみで安く維持したい場合は,お試しプラン(0.2GB)が330円(税込)です。
継続利用でデータ容量プレゼント(Gigaプラス)
VMプラン(5GB)とVLプラン(10GB)では,3か月ごとにデータ容量のプレゼントがあります。なお,データ通信専用SIM・SMS対応SIM・音声通話付きSIMいずれもプレゼント対象となります。
それぞれ3GB・6GBとかなりの容量がもらえますので,長く使うつもりであればかなりおトクですね。しかもプレゼントされたデータ容量は翌々月まで繰り越しできます。
バリューデータフリー
バリューデータフリーは,LINEの対象サービスを利用時にデータ通信量を消費しないオプションです。利用料金は無料で,申し込み時や利用者向けページから「バリューデータフリー」にチェックを入れるだけで利用開始できます。
IIJmio
音声通話SIM 2ギガプラン
国内通話料11円(税込)/30秒
引用元:IIJmio公式サイト
IIJmioの料金プランは2GBから20GBまで5プランが用意されています。
3GBだと多くて使いきれないけど1GBだと足りないという人は意外と多いと思いますので,2GBでコストをおさえられるのは良いですね。
mineo(マイネオ)
音声通話SIM マイそくライト 最大300Kbps
国内通話料10円(税込)/30秒(専用アプリ使用時)
音声通話SIM マイそくスタンダード 最大1.5Mbps
国内通話料10円(税込)/30秒(専用アプリ使用時)
mineoの「マイそく」は他社にはない「通信速度で選ぶ」というおもしろい料金プランです。
月曜日~金曜日の12~13時の通信速度が制限される代わりに,それ以外の時間帯でデータ通信が使い放題となるサービスです(但し,3日間で10GBを超過すると制限される場合があります)。マイそくには以下の3種類のプランがあります。
- ライト
最大300Kbps(データ無制限 + 音声通話付き)
→ 660円(税込) - スタンダード
最大1.5Mbps(データ無制限 + 音声通話付き)
→ 990円(税込) - プレミアム
最大3.0Mbps(データ無制限 + 音声通話付き)
→ 2,200円(税込)
ベストエフォートではあるものの,例えばスタンダードである程度安定して1Mbps前後出るのであれば,動画再生も含め通常使用にはほとんど支障はないでしょうし,なかなか魅力的なプランだと思います。
なお,10分かけ放題は月額550円,時間無制限かけ放題が月額1,210円で提供されています。
イオンモバイル
音声通話SIM さいてきプラン0.5GB
国内通話料11円(税込)/30秒
イオンモバイルの料金プランの特長は容量を柔軟に選べるという点です。
例えば音声プランであれば0.5GB・1GB・2GB・3GB…と1GBから10GBまでは1GBきざみで料金プランが設定されているため,ニーズに応じて選ぶことができます(さいてきプラン)。
音声プランで10GBを超える容量は20GB・30GB・40GB・50GBが設定されているため,こちらも柔軟な選択が可能です(さいてきプランMORIMORI)。
また,60歳以上の方限定の「やさしいプラン」はさらに安い料金設定がされています。
引用元:イオンモバイル公式サイト
税込1,000円未満の音声通話SIMは,上図の通りさいてきプランの0.5GB・1GB・2GBが該当します。
LinksMate(リンクスメイト)
音声通話SIM 100MB
国内通話料11円(税込)/30秒(専用アプリ使用時)
LinksMate(リンクスメイト)は,ゲーム連携特典が人気のSIMですが,1GB以下のプランはゲーム連携がないものの月額料金は安く設定されています。
引用元:リンクスメイト公式サイト
料金プランは全114種類ととても自由度が高く,上図のように3GBまでが税込1,000円未満で使うことができます。データ通信のみならば165円(税込)で維持できますね。
エキサイトモバイル
音声通話SIM Fitプラン 低速通信のみ
国内通話料11円(税込)/30秒(専用アプリ使用時)
エキサイトモバイルの新料金プランは,段階制の「Fitプラン」,定額制の「Flatプラン」の2種類となりました。
Fit(フィット)プラン
引用元:エキサイトモバイル公式サイト
Fitプランは25GBまでの「段階制」料金プランです。上図は音声通話SIMの料金となります。3GBまでなら880円(税込)ですので,かなりお得ですね。
低速通信(最大200kbps)のみであればどれだけ使っても495円(税込)ですが,1度でも高速通信を使うと880円(税込)になってしまいますので,低速通信のみでの運用を考えている方はご注意ください。必ず最初にマイページから高速データ通信をOFFにする必要があります。
Flat(フラット)プラン
引用元:エキサイトモバイル公式サイト
Flatプランは「定額制」のプランです。上図は音声通話SIMの25GBまでの料金となります。この上に30GB・40GB・50GBとあります。低速通信のみであれば660円(税込)で維持できます。
LIBMO(リブモ)
音声通話SIM 3GB
国内通話料22円(税込)/30秒
LIBMO(リブモ)は,音声通話SIMの3GBを月額980円(税込)で利用できます。
引用元:LIBMO(リブモ)公式サイト
LINEMO(ラインモ)
音声通話SIM ミニプラン3GB
国内通話料22円(税込)/30秒
LINEMO(ラインモ)は,音声通話SIMの3GBを月額990円(税込)で利用できます。
povo2.0
音声通話SIM 1GB/7日間:390円
国内通話料22円(税込)/30秒
povo2.0は基本料金0円で必要な機能を有料トッピングで追加していくというシステムです。トッピングを追加しなければ0円で維持できますが(その場合の通信速度は最大128kbps),180日間以上有料トッピングの購入などがない場合,利用停止や契約解除となることがありますので,何かしらのトッピングを追加する必要が出てきます。
トッピングの中で安いのは24時間データ使い放題の330円か1GB(7日間)の390円となります(いずれも税込)。24時間または7日間という期間制限がありますので,やや慌ただしい使い方になってしまうかもしれません。翌月などへの繰り越しサービスはありません。
普段は使わないものの思い立った時にちょっと使いたい,あるいは旅行や出張などで1日間や7日間など期間を限定して使いたい場合などに便利かもしれませんね。
b-mobile
データSIM b-mobile S 190PadSIM
b-mobileは,データ通信のみとなりますが100MBを209円(税込)で利用できます。SMS付き(ドコモ回線のみ)は143円(税込)プラスとなります。
引用元:b-mobile公式サイト
まとめ
本記事最終更新日時点では,OCNモバイルONEの500MB/月コース,もしくはHISモバイルの1GBプランが低コストで運用できて良さそうですね。
どちらも月額料金は550円です。OCNモバイルONEは容量500MBですが最大10分相当の無料通話付き,HISモバイルは容量1GBで100MB未満しか使わなければ290円(税込)となり,それぞれ特長があります。毎月少しでも通話するなら前者,サブなどでほとんど使わないなら後者で安く維持という感じでしょうか。
3GBは欲しいという場合は,HISモバイルの新しい料金プランが770円(税込)で最安,そしてNUROモバイルのVSプラン3GBも792円(税込)で維持することができます。
データのみで良いのでとにかく安くということでしたら,LinksMate(リンクスメイト)の100MBデータ通信のみが165円(税込),SMS付で297円(税込)です。また,b-mobileが同じく100MBのデータ通信のみで209円(税込),SMS付で352円(税込)ですね。容量が2倍の200MBでしたら,NUROモバイルのお試しプランのデータ通信のみが330円(税込),SMS付が495円(税込)です。