Apple Watch購入に至った経緯
実はApple Watchはまったく購入するつもりはなく,情報も追いかけていなかったのですが,ひょんなことから購入に至りました。
2005年頃にタッチ式で心拍数を計測できる時計を購入し,最近まで使っていたのですが,2019年9月にバンドがちぎれてしまいました。その1週間前には電池を交換したばかりでした。バンドは交換できず本体と一体型になっているため,買い替えの必要が出てきました。以前はランニングをしていたので心拍数を計測できる機種を買ったのですが,現在は必要ないので国内の有名メーカの安いモデルを検討することにしました。予算は税込1万円以内です。私の周囲でも100万円を超えるような時計をしている人もいますが,私自身はファッションとしての時計に興味はないので,時間をそれなりに正確に確認できるだけで充分です。
そんなわけでセイコー,シチズン,カシオあたりのエントリーモデルを見ていたのですが,ふとApple Watchの存在を思い出しました。価格を調べてみたところ19,800円(税抜)からと想像していたよりもかなり安いです。てっきりiPhoneのように安いもので5万円,最上位機種で10万円超だと考えていたので驚きました。予算の2倍以上ではありますが,Apple Watchが思いのほか安かったのでかなりそちらに傾いていきました。
1週間ほど悩んで,結局「Apple Watch Series 3(GPSモデル)38mm シルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド」を購入することにしました。あまりいかついのは嫌なので38mmのコンパクトなモデルを選びました。色はシルバー(バンド白)とスペースグレイ(バンド黒)がありましたが,シルバーのほうが色々なバンドを合わせやすいと感じたのでシルバーを選択しました。これまで使っていた時計が本体もバンドも黒だったので別の色にしてみたいというのもありましたね。
9月20日に注文したのですが,メーカで在庫欠品だったらしく,手に入ったのは10月6日となりました。後から知ったのですが,Series 5の発売で9月からSeries 3を大幅値下げしたそうで,注文が殺到していたようです。本当にタイミング良く価格を確認したことになります。因みに,値下げ前は31,800円だったそうで,もしこの価格なら買っていなかったでしょうねぇ。
Apple Watch Series 3レビュー
Apple Watchのレビューについてはあちこちで書かれていると思いますので,ごくごく簡単に。
- Apple Watchを使用するにはiPhoneが必要となります。
- 使っていて「楽しい」と感じさせる時計でした。
- バンドはあれこもこれも欲しくなります。
- 知人がブログやTwitterで「時間を確認する際に文字盤が表示されるタイミングがワンテンポ遅いのがストレスになる」という趣旨のことを書いていたのですが,私はまったく気になりませんでした。
- 文字盤には時刻しか表示されないものも多く,そのような場合はすぐに日付の表示できないようで,「カレンダー」Appの確認が必要です。私のApple Watchに「カレンダー」がないのでおかしいなと思ったのですが,使わないのでiPhoneから削除していました。iPhoneで再ダウンロードしたらWatchにも表示されるようになります。
バンドを交換できるのは意外と楽しい
本体と併せてバンド2種・ケース・スタンドも注文しました。標準のバンドはスポーツタイプの白なので,それとは少し毛色の違うものを購入してみました。
これまで使用していた時計はバンドがちぎれたためにApple Watch購入に至ったわけですが,Apple Watchは自由にバンドが交換できますので,本体に故障がなければバンドがちぎれても買い換えることができますし,服装などに合わせて異なったデザインのものを楽しむことができます。
Apple Watch Series 3 標準バンド
スポーツループバンド
Apple Watch Series 5のイメージ写真を見て良さそうだと思い,サードパーティ製で似たようなものを探しました。私が購入したのはこちらのスポーツループバンドで,今のところ一番のお気に入りです。999円と安価ですし,15色あるのでそのうち他の色も試してみたいですね。
なお。こちらのバンドにはケースも付属していますが,液晶画面を覆わないタイプのものなので,そちらも保護したい場合は別途液晶保護フィルムを貼る必要があります。ケースについては後述します。
ミラネーゼループ
純正品でも人気が高いミラネーゼループも購入しました。私が購入したのはこちらのミラネーゼループで,およそ1,000円でした。スーツやジャケットなどかっちりした服装に合うと思いますが,そうした服を着る機会がまったくないので今のところ出番はありません。
因みに,上記サードパーティ製のバンド2点はどちらも1,000円前後と安価ですが,私のところに届いたものは作りはしっかりとしたものでした。
個人的にケースは必須だと思う
液晶保護フィルムやケースを付けない人もいると思いますが,私は付けておいて良かったとひしひしと感じています。
当初は液晶保護フィルムの購入を考えていたのですが,Apple Watchの液晶部分は曲面になっているので,剥がれやすいのではないかと考え,最終的にケースを購入することにしました。ケースを付けると野暮ったくなるのではないかと思いましたが,意外とそうでもありませんでした。上記バンドの写真(写真の下に小さい文字で説明のある3枚)はすべてケースを付けたまま撮影していますが,それほど違和感は覚えないのではないでしょうか。
因みに,検討していた液晶保護フィルムはこちらの商品です。購入していないので使用感は分かりません。
さて,実際に使用しているケースですが,液晶画面も覆うタイプのこちらの商品で,2枚セット899円です。私のところに届いたものはきちんとしたものでした。
これまで腕時計はそれほどしていなかったのですが,運動量や睡眠時間など健康管理に役立つ情報を計測できるということで,Apple Watchはできるだけ装着するようにしています。そこで気が付いたのが意外とあちこちにぶつけるということです。ドアノブ,机,壁などなど。購入後1週間経たないうちにケースには以下の大きな傷(赤丸部分)が付きました。もしケースがなかったら大変なことになっていたと思います。
ケースにできた傷
もちろんこの他にも細かい傷や汚れはたくさん付いていますので,かなりガードできているのだと感じます。ケースは定期的に洗ったり,新しいものに交換すると良いですね。
商品が無くなる可能性もありますので,前述のスポーツループバンドシリーズとケースは近いうちにもう1セット注文しておくつもりです。
スタンドはあると便利
最後にスタンドです。無くても問題ないですが,あると便利です。スタンドもいろいろとデザインがあるのですが,最終的にMacintosh Color Classic型のスタンドに決めました。なかなかかわいらしくて良いです。同じシリーズでおにぎり型iMacのスタンドなどもあります。
他に候補として挙がったのは以下のものです。デザイン的にはどれもシンプルでスタンダードな感じでしょうか。実際に購入していないので質は分かりませんが,この中から選ぶなら一番目のデザインが好みですかね。
iOSのアップデートでWindowsからWi-Fiテザリングができなくなる
Apple Watchの使用にあたり,iOSのアップデートを求められたので,仕方なくアップデートしたのですが,Windows 7からWi-Fiでのテザリングができなくなりました。
どうにも解決できないのでBluetoothテザリングを使うことにしたのですが,デフォルトではiPhoneを認識できないようで,「Windows Vista 用 Windows Mobile デバイス センター 6.1」をインストールする必要がありました。
- Windows Vista 用 Windows Mobile デバイス センター 6.1 (32 ビット)
- Windows Vista 用 Windows Mobile デバイス センター 6.1 (64 ビット)
以上,Apple Watch導入について簡単にまとめました。また新しいトピックなどがあれば記事を追加するつもりです。
なお,LTE対応のApple Watch(GPS+セルラーモデル)もありますが,2019年11月現在,格安SIMで利用することはできません。Apple WatchのeSIMを利用できるのは現状でdocomo・au・SoftBankの大手3社のみとなります。