メインで使用しているMacを2021~2023年の間には買い換えたいとこれまで何度か書いてきましたが,ついにその時がきました。先日発表されたばかりのこれまでにない新しい機種「Mac Studio」を注文しました。
iMac 24(M1)かWindowsノートかそれとも…PC環境の一新を迫られる話。当初は今年発表されるであろう新型のMac miniを狙っていました。先日のAppleのイベントにてそれが発表されるのではないかと予想されていましたが,結局発表されず,Mac ProとMac miniの中間にあたる機種「Mac Studio」が発表されました。
幅と奥行はMac miniとほぼ同じで,高さが2.6倍ほどになりました。性能的にはエントリーモデルのMac miniとは比較にならないくらい高く,そのぶん価格もMac miniが79,800円(税込)~であるのに対し,Mac Studioは249,800円(税込)~とかなり高く設定されています。
現在メインで使用しているMacはMacBook Pro (Retina, Mid 2012)で当時のフラグシップモデルですが,さすがに10年も経つとスペック的に厳しく,動かないソフトも出てきました。OS自体はギリギリサポートされていますが,次のOSから切り離される可能性も充分にあると思います。つまりもういよいよ限界ということですね。それでも昨年の5月には,バッテリーを交換するなどして何とか延命してきました。
【追記】
だいぶ前に新しいOSはサポートされなくなっていますね。私が使用しているOSはmacOS High Sierra(10.13)なのであまり気にしていなかったのですが,改めて確認したところ次のmacOS Mojave(10.14)が最後でした。macOS Catalina(10.15),macOS Big Sur(11),macOS Monterey(12)はすでに対応機種に入っていません。後述する起動できないソフトというのはAdobe XDのことで,こちらは10.14でもダメですね。つまり,もう新しいMacを買う以外の選択肢はなかったということです。ちょうど良いタイミングでMac Studioが出てくれました。
ところが,昨年末あたりからお仕事で必要なデータを開くためのソフトが私のMacBook Proでは起動できずに困る,という事態がちょくちょく出てくるようになりました。
そこで今回思い切ってMac Studioの購入に至ったわけです。新型Mac miniが6月に発表されるという噂もありますので,もしそうなった時に現行のMac miniを買っていたらガッカリしてしまうでしょうが,Mac Studioなら圧倒的な性能でしょうからそういうこともありません。この先10年使う予定であることを考えると,やはり現段階ではMac Studioがベストな選択だと思います。
引用元:Apple公式サイト
Mac Studioは冒頭のアイキャッチのようにシルバーの箱型の筐体で,人物と比較するとこのくらいのサイズですね。昔使っていたPowerMacやMac Proに比べると小さいですが,厚みは感じられますね。中身は排熱機構がかなりの部分を占めているそうで,M1 Maxのヒートシンクがアルミニウム,より高性能なM1 Ultraのヒートシンクが銅ということで,後者のほうが重量も1kg近く重くなっています。
私が注文したのはM1 Maxモデルで,いわゆる「吊るし」(基本的に最小構成の場合が多い)ではなくカスタマイズしたかったので,Apple Storeで注文しました。吊るしならAmazonや大手家電量販店で手に入りますが,本記事投稿時点ではどこも売り切れのようです。
当初はメモリを64GBにするつもりだったのですが,そうすると納期が10~12週先になってしまいます。前述の通り,お仕事にも支障を来たす場面が出てきているので,すぐにでも欲しいことから納期の短い標準の32GBメモリを選びました。
そのほかはプロセッサを32コアGPUに変更(+22,000円),ストレージを1TBに変更(+22,000円)し,合計293,800円(税込)でした。因みに,メモリを64GBにすると+44,000円で,合計337,800円(税込)となります。納期はおよそ1か月先で4月15日~22日の予定です。予定通りに届くことを願うばかりです。
注文したMac Studioのスペック。
個人的には昔のMacのようにメモリやストレージは自分で換装できるようにして欲しいのですが,オンボードゆえの性能というのもあるので仕方がないのですかね。
そんなわけで,届いたらまた記事にしたいと思います。ワクワクしますね。